老松酒造
寛政元年(1789年)創業、水郷・日田の蔵。伏流水で醸す清酒「山水」と、白樫樽で3〜5年寝かせる麦焼酎「閻魔」が二枚看板です。
- 所在地
- 大分県日田市大鶴町2912
- 創業
- 寛政元年(1789年)/法人設立 昭和27年12月10日
- 代表銘柄
- 山水/閻魔/田五作/百年浪漫
- 種別
- 焼酎/日本酒/リキュール
- 代表(蔵元)
- 山口和也 氏
- 蔵見学
- 事前予約必須
- 公式サイト
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大分と福岡の県境に近く、九州山地の山々に囲まれた日田市は、江戸幕府直轄の天領として栄え「九州の小京都」とも呼ばれた町。豊かな湧水から「水郷(すいきょう)ひた」の名でも知られます。寛政元年(1789年)、初代がこの地の泉から湧き出る水の美味しさに惹かれ、天然水で酒を醸すことを決意して創業しました。当初は清酒専門の蔵で、1970年頃から焼酎の製造にも着手。現在は梅酒をはじめ、大分県産・地元産の果実を使ったリキュールにも力を入れています。
蔵が建つのは日田市大鶴。麦の収穫期になると工場のまわりは黄金色に染まり、背後には伏流水を抱えた山々が迫ります。収穫された麦は精麦工場で外皮を落として磨き上げてから仕込みへ。蒸した麦を38℃まで冷やして種麹をまき、2日かけて麹をつくります。一次・二次あわせて約17日発酵させた醪を、1日2回に分けて蒸留。「必要なのは力ではなく、正確な操作と、香り・味への繊細さ」が、この蔵に受け継がれた言葉です。
蒸留したての原酒は冷やしてフーゼル油を取り除き、軽く濾過してからステンレスタンクで調熟。そこからホワイトオークの樽に移し、3〜5年の長い熟成に入ります。こうして生まれるのが看板の「閻魔」で、常圧・黒麹・極上とタイプを揃え、「麹屋伝兵衛」「田五作」「百年浪漫」と麦焼酎の裾野は広い。清酒は上撰「老松」から純米大吟醸まで揃う「山水」。モンドセレクションやIWC、全国燗酒コンテスト、全国梅酒品評会などで毎年のように受賞を重ねています。



