特定非営利活動法人 大分県地酒・焼酎文化創造会議
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日本酒・焼酎・リキュール 九重町

八鹿酒造

元治元年(1864年)創業、九重連山の伏流水と厳寒の気候で醸す九重町の蔵。清酒「八鹿」と麦焼酎「銀座のすずめ」で知られます。

所在地
大分県玖珠郡九重町右田3364
創業
元治元年(1864年)
代表銘柄
八鹿/銀座のすずめ/なしか!
種別
日本酒/焼酎/リキュール
代表(蔵元)
麻生益寛 氏
杜氏
堀裕幸(清酒課)
蔵見学
可(要予約/9:00〜17:00、見学は16:00まで/所要30〜40分/併設「舟来蔵」で試飲・試食可)
公式サイト
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#創業1864年 #九重連山の伏流水 #淡麗辛口 #全麹仕込み焼酎 #舟来蔵で試飲 #蔵見学(要予約)

幕末の元治元年(1864年)、初代・麻生東江が屋号「舟来屋(ふなこや)」を掲げて九重の地で創業しました。当時の九重は水利が悪く、初代と二代目は村人を飢えから救おうと井路づくりに私財を投じ、いったんは酒造の権利まで手放すことに。それを明治18年に再興したのが、15歳で養子に入った三代目・麻生観八です。観八と杜氏・仲摩鹿太郎が精魂込めて醸した酒が評判を呼び、二人の名から一文字ずつ取って「八鹿」と名付けられました。観八は先代が果たせなかった井路を完成させ、久大線の敷設にも尽力した人物で、その銅像が今も恵良駅と蔵を見守っています。九州に現存する最古の鏝絵が残る当時の仕込蔵も、創業の記憶を伝えています。

蔵があるのは「九州の屋根」九重連山に囲まれた玖珠盆地。田んぼと山に囲まれた小さな集落で、冬は氷点下になる寒さが酒造りに向いています。敷地内には岩盤を貫く深さ250mの井戸があり、九重連山の伏流水を仕込み水・割り水に使用。清酒「八鹿」は昭和60年に淡麗辛口へと舵を切り、「普通酒にして銘酒」を目指す姿勢が代々の杜氏に受け継がれています。大吟醸「銀」は兵庫県産山田錦を35%まで磨いて仕込み、全国新酒鑑評会で度重なる金賞を受賞。瓶内二次発酵のスパークリング「八鹿 awasake 白虹」など、新しい挑戦も続けています。

平成10年に六代目・麻生益直が世に送り出した麦焼酎「銀座のすずめ」は、独自開発の全麹仕込みを特徴とするもう一つの看板です。バーボン樽で熟成させた「琥珀」はモンドセレクションで2007年から16年連続最高金賞を受賞し、旧国鉄宮原線のトンネルを利用した貯蔵庫で7年寝かせた熟成酒もあります。2024年からは七代目・麻生益寛が社長を務めます。蔵に併設する「舟来蔵」では、麹の香りが漂う中で出来たての清酒や焼酎、酒粕漬け「八鹿漬」を試飲・試食でき、蔵見学(所要30〜40分・要予約)も受け付けています。冬の「極寒蔵開き」や春の「なしか!祭」など、地域に開かれた恒例行事も蔵の楽しみです。

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