小野酒造
杵築市山香町・野原に蔵を構える小さな酒蔵。外壁を飾る龍の鏝絵が目印で、清酒「貴運久」と「豊後 男酒」を醸しています。
- 所在地
- 大分県杵築市山香町大字野原1352-2
- 代表銘柄
- 貴運久・豊後 男酒(清酒)
- 種別
- 日本酒
旧速見郡山香町(2005年の合併で杵築市)の野原地区にある小規模な酒蔵。瓦屋根の木造建築が連なり、白漆喰の妻壁には龍を描いた鏝絵が飾られています。鏝絵は左官が鏝で仕上げるレリーフで、伊豆の左官職人・入江長八(1815〜1889)に始まり、大分へは日出藩普請方左官の五男・青柳鯉市が江戸から技術を持ち帰って伝え、日出を起点に山香・杵築・安心院一帯へ広まったとされます。題材には福を招く大黒や富の象徴の宝船、防火・水運・商運・長寿の祈願が選ばれ、この蔵の龍もそのひとつです。蔵は日本最古級の石造沈み橋「龍頭橋」の近くにあり、清酒「貴運久」と「豊後 男酒」を手がけています。公開されている情報が少なく、創業年や蔵見学の可否は確認できていません。


