常徳屋酒造場
明治40年創業。清酒蔵から焼酎蔵へ転じ、宇佐産ハダカ麦と門前町の水で「量より質」の麦焼酎を醸す小さな蔵です。
- 所在地
- 大分県宇佐市大字四日市1205番地の2
- 創業
- 明治40年(1907年)
- 代表銘柄
- 常徳屋、宇佐ぼうず、道中
- 種別
- 焼酎/リキュール
- 代表(蔵元)
- 中園誠 氏
- 杜氏
- 中園 誠(代表取締役社長兼務)
- 蔵見学
- 要予約(10名程度まで、10:00〜17:00)
- 公式サイト
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宇佐神宮の門前町・四日市横町で、江戸期から中園家が屋号「常徳屋」を掲げて商いを営んできました。もとは煙草の製造販売が本業でしたが、明治37年の煙草専売法の制定を機に、当主・中園爲市が転身を決意します。味噌や醤油の醸造元が軒を連ねるこの町なら良質な水が出る──そこに着眼し、明治40年(1907年)に日本酒造りを始めたのが、常徳屋酒造場の始まりでした。
創業から昭和59年(1984年)までは清酒蔵。その後、同じ宇佐市の酒造メーカーと協業体制に移るのと同時に焼酎蔵へ生まれ変わり、平成15年(2003年)に独立して「常徳屋」ブランドで再スタートを切りました。長年培った清酒の技術を土台に、製麹・醪・蒸留・貯蔵まで量より質を貫くのが信条。杜氏を兼ねる代表の中園誠さんは「酒は生き物。今必要としていることに、即、過不足なく応えることが大切」と語ります。
宇佐市は大分県下最大級の麦の産地。原料の麦も、水も、醸し人も、気候風土も地元のものにこだわります。看板の「道中」は、宇佐産ハダカ麦(ぼうず麦、通称・道中)を全量使い、常圧蒸留と2年以上の熟成でハダカ麦特有の香り高さと切れのよさを引き出した一本。大麦を50%まで磨いた「高精白」、常圧蒸留100%の「常圧」、焙煎麦を2年寝かせて香ばしさを開かせた「宇佐ぼうず 道中(バイセン)」、仕込水で割って1か月以上寝かせる「前割り」と、造り分けは多彩です。貯蔵はホーロータンク・甕・樽で最低2年以上。宇佐産ゆず、大分県産かぼすのリキュールも手がけています。




