特定非営利活動法人 大分県地酒・焼酎文化創造会議
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日本酒・焼酎・リキュール 竹田市

佐藤酒造

標高約700mの久住高原で寒造りを貫く竹田市の清酒蔵。川端康成ゆかりの「久住千羽鶴」を、生酛・山廃と槽搾りの手仕事で醸しています。

所在地
大分県竹田市久住町大字久住6197
創業
大正6年(1917年)
代表銘柄
久住千羽鶴(大吟醸・吟醸・純米・本醸造・上撰・生酛・生酒ほか)、Andante、康成・白秋(無濾過生原酒)、朝一番手しぼり、粕取焼酎 碧雲、はなやかうめ・はなやかすもも(リキュール)
種別
日本酒/焼酎/リキュール
代表(蔵元)
佐藤俊一郎 氏
蔵見学
可(要予約・平日のみ/8:00〜17:00・仕込みの都合で断る場合あり)
公式サイト
公式サイトを見る
#大正6年創業 #久住高原の寒造り #生酛・山廃 #槽搾り #川端康成ゆかり #粕取焼酎 碧雲

大正6年(1917年)、初代・佐藤彦喜が久住町で「日の出」の銘柄で創業しました。九州の屋根と呼ばれるくじゅう連山、その主峰・久住山の山裾に広がる標高700mの高原地帯。冬には氷点下に達する寒冷な気候と、久住山からの豊かで軟らかい伏流水に支えられて酒造りを続けてきました。銘柄「千羽鶴」の由来は昭和27年(1952年)の秋。小説「千羽鶴」の続編「波千鳥」の取材で久住を訪れたノーベル文学賞作家・川端康成を、日田方面から久住山を越えて来たところに出迎えたのが二代目・佐藤俊明(のちの久住町長)でした。車の通れない時代に町まで歩いて案内し、宿を訪ねて酒に「千羽鶴」の名を使う許しを得たのが始まりです。川端直筆の色紙は、いまも「久住千羽鶴上撰」のラベルに使われています。

酒造りは麹造りからもろみの発酵、搾りまで蔵人の手と技で行います。蒸しは大がまに甑を据え、蒸気が上まで抜けてからさらに一時間近くかけて蒸し上げます。製麹は室温30度以上に保った室で3日間。酒母は普通速醸と生酛造りの二種類を使い分け、九州では珍しい寒冷地の利を生かした「生もと造り」「山廃造り」の純米酒も高い評価を得ています。搾りは機械の「ヤブタ」と昔ながらの「槽(ふね)」を併用し、吟醸酒・純米酒・本醸造酒などの特定名称酒はすべて槽搾りで丁寧に手仕事で搾ります。三代目・佐藤克比古の代には昭和50年から7年連続で全国清酒鑑評会の金賞を受賞。2021年4月からは四代目・佐藤俊一郎氏が社長を務めています。

清酒のほか、日本酒を搾った後の酒粕を蒸留する粕取焼酎「碧雲」も造っています。吟醸粕にもみ殻を混ぜてせいろで蒸留する「早苗饗(さなぶり)方式」による、香りの個性的な一本です。リキュールは日本酒をベースに、地元・竹田産のすもも「鳥越」や大分県産の梅を使った優しい風味。また、槽で搾ったばかりの純米酒・本醸造酒をその日のうちに宅配便で直送する「朝一番手しぼり」は、蔵で味わうしかなかった搾りたての風味を自宅で楽しめる取り組みです。酒造見学は平日のみ・要予約(8:00〜17:00)で受け付けています(仕込みの都合で断る場合あり)。

アクセス・地図